町のセンセーへ経過報告。そしてシロウ セイカク カショウ騒動。[2022-05-30]

2022年5月30日(月曜日)

今日は町の泌尿器科へ行く日。そして初めて訪ねる皮膚科の日。

何故か朝から小刻みにうんこがでる。治療終わってもまずうんこの話題で恐縮です。(笑)

んで、別に何か調子悪いわけではなく、、、むしろ調子いいのかこれ?午前中に5回くらいトイレ行ってる。急に通常の食事ペースになっておなかが慌ててるか?

今日の泌尿器科のポイントは「次にいつ血液検査するか」と「いつリバロ飲むのをやめるか」の2点。事前に2パターンくらい考えてみた。おそらく6末に検査、7末に結果もらって、8月10日にがんセンターへ持って行く、リバロは今日でおしまい、、、かな、と。ちなみにホルモン注射は前回で終了。

要は「今後のPSAチェックの基準値をいつ採血した値にするか」「リバロやめた結果をどこで見るか」について相談したい。2パターンといっても、今日採血して6末にもう一度採血するか、6末だけか、まあどっちかになると予想。
リバロもあと1か月続けるか今日やめるかどっちかでしょう。
注:この時はホルモン治療の副作用でLDL上がったと思ってた。おそらく関係ない。

ってことで準備はOK。
そして急に採血するってことになってもいいように今日の食事は7時までに終了(10時まででいいんだけどね)。

今日は前回よりさらに5分はやく45分前に到着。が、しかし、列は4番目。やるな、患者たち。

俺の次、5番目に来たおばちゃんがおしゃべりする人で、それに釣られて周りのおじちゃんおばちゃんがしゃべり始めるもんだから、ちょっといらっとしてみる。(笑)
でもそうゆうお付き合いがあってこその町医者だし、コロナ禍でなければ気にもしないんだけどね。
ちなみに列の最後尾がわからないご様子だったのでお伝えしたり、待つ場所を空けたりしてたんだけど、なんかピンとこないみたいなのでそのあとはあまり関係せず。ごめんねおばちゃん。

で、5分前くらいに受付開始。
早速がんセンターのお手紙渡しつつ「今日の注射はいらなくなったのでお手紙見てください」と伝える。

なんか受付した人全員アンケート渡されて書かされるの巻。イラスト付き排尿状況のアンケート。
最近似たようなものたくさん書いてるぞ。(笑)
今は重粒子終わっておしっこの勢い落ちてるところなので結構チェックがつく。まあ正直に書くか。本来のアンケートの意図からは離れてしまうと思うけど。

そして待つこと数分、まずはエコー検査で呼ばれる。
久しぶりのエコー検査。

エコー終了後に注射しようとするので制す。手紙読んでないのか。(笑)

「6回でいいと言われて、前回で6回目だからおしまいだと思います。お手紙にそう書いたと言ってました」

「えっ」て顔のセンセ。

「前回はがんセンターの先生に『あと一回かも』って言われてそうお伝えしたんですが、やっぱり終わりだったみたいです」

よくわからない誰かをフォローする俺。(笑)

「今回が6回目だよね、12、1、2、3、4、5、あれ、じゃあいいか」

いいかって。(笑)
別に7回打たれても大した問題はないけど。

んで次は診察、ではなくウロフロー・・・って尿量測定らしい。ウロフローっていうのね。メモメモ。

基本的にがんセンターの泌尿器科にあるのと同じ計測用トイレ。違いがあるとすれば便器になんかカバーがかかってておしっこが少し溜まる仕掛けがついてる。おしっこしてる最中に分かったけど、これは計測しつつ採尿も兼ねてる蓋っぽい。なるほど、賢い。

おしっこ終わって計測終了のボタン押して、次は(レシートはそのままにして)残尿検査。これもがんセンターと同じ流れ。

結果51。看護師さんいわく「ボーダーすれすれですね」と。でもワタシ的にはボーダー超えてる。(笑)

「木曜日にも測って41だったんですよ、治療中だから仕方ないですね」というとニコっとしたけど事情をまったく分かってない模様。まあそんなもんか。

俺自身は「あー、今日は木曜日よりは出し切ったつもりだったけど、やっぱりちょっとずつ増えてるなー」と、寂しい様な、理屈通りで嬉しい様な、フクザツな気分。

ってことで、またちょっと診察待ち。
その間に看護師さんがPSAの検査結果(高感度PSA検歴報告書)持ってきて「結果はこれで渡します。お手紙に結果を渡してくださいとあるので」的なお話。
もちろんそれでいいのでOKとお伝えする。おそらく「ちゃんとした報告書を求められても無いよ」的なことを言いたかったのかと。

あと「今回これをお渡ししますので、これを渡してください」というので、これはすでにもらってる、、、と思ったらこれは前回の結果で今日このあといただくやつか。
「あ、8月に行くので重粒子の治療後の状態を取りたいんですけど」というと「もう一度取ってこれとお渡しします」と。

かみ合わない話が最後にきちんととかみ合った。(笑)

この看護師さん、がんセンターの初診から戻ってきてホルモン治療をお願いする時にも若干かみ合わなかったんだけど、基本親切な方で最終的には良くしていただいているので嫌いではない。(笑)

結局いつも書くけど、重粒子線治療がまだ少数派で、且つ俺みたいに「紹介した大学病院から戻ってきて、ここの泌尿器科からがんセンターへ通う人」もきっと少数派で、何が何だかよく分からないんだと思う。
でもその割には良くしてもらってるので満足してます。
あとは血液検査の結果が当日出れば最高なんだが。(それは無理)

そして診察。

先月の血液検査。
PSAは0.031。また1桁下がった。対数的に直線的。ここでもらう高感度PSA検歴報告書のグラフは対数グラフなので見事な直線で降下中。どこまで下がるんだろう?

あと若干貧血が進んでると。
前回採血したのは5月2日、重粒子治療の事前検査後あたりで、まあ食事調整しながら減量してる時期だし、さもあらん。

エコー検査。
腎臓はきれい、膀胱も。前立腺は「むくんでいるかと思ったら小さくなってる、ホルモン療法とか重粒子の影響だと思うけど、むくんでいるところもあるんだと思う」と。

ホルモン治療すると前立腺が小さくなるってのはがんセンターの資料で知ってたので、ここのセンセは実は今回の俺の治療については詳しくなさそうってのが伝わってくる。おそらく前立腺がんだから大きくなってると思ったんだろうなと。

ただそれを置いておいても、ホルモン治療で予定通り小さくなっていることが分かったし、重粒子治療した後もそれが小さいままなのも分かったので満足。今後大きくなったりするのかしら?

おしっこはきれい。よかった今日も水飲んできたしね。

勢いは寂しい。うん。
7.6で、普通15だから半分だと。

おしっこの量は305.7、残尿は51cc。
うんうん。

「先週くらいから勢いが弱くなってます。木曜日にも残尿測って41だったので、ちょっとずつ増えてる感じです」
「前立腺治療の影響かもしれませんね」

うむ、そこは尿道が細くなって出にくくなるって言われてるよ、と。(笑)

でも普通15くらいってのは新しい情報。ここを目指してがんばろう。

「8月にまた検査しましょう」

おっと、ちょっと待つがいい。(笑)

「8月10日にがんセンターへいくので、その前に検査したいんですけど」
「じゃあ、7月に採ろうか。1週間あれば結果でるから」

ってことで。
次回は7月27日に来て採血することに。そして結果出た頃にもう1度来て8月10日に持って行く。
採血なので次回は5時間食事我慢。予約は午後ってことで。

ここのセンセ、重粒子には詳しくなさそうだけど、心配事には答えてくれるし、お願いしたことは間髪入れず対応してくれるので、やっぱりありがたい。重粒子のことは自分で主導的に動かないといけないけどね。

「注射は終わりですね」「6回やってますよね?」「12月1月2月3月4月5月で6回ですね」
今度はしっかりカルテ見ながら数えてくれた。(笑)

「薬も終わりですね」
「リバロも今日やめるんですか?」
「いいんじゃないかな」

リバロやめて次の採血が2か月後ってのがちょっと気になったので

「大丈夫ですか?」

と聞いてみたけど

「(LDLは)上がると思うけど、やめてみないとわからないし」

とごもっともなお話。

「やめてすぐ取ってもわからないし」

まあ薬やめてもしばらくは効果あるだろうし、最初に気が付いたときだって3か月くらい放置だった可能性もあるわけだし、リスクを理解してれば血管詰まって死ぬこともないでしょう。(笑)

「PSAはどこまで下がるんでしょう?」「治療が効いていればこのままかな」「0.2上がったら再発という基準があるのでそうしたらホルモン治療再開します」

ホルモンの効果でどこまで下がってどこで底を打つのかを知りたかったんだけど、(がんセンターのセンセ同様)これはなかなか伝わらない。

俺の見込みだと、ホルモン治療はしばらく効果が残るのでPSAはもう少し下がって、効果が切れて上がる。
リバロも急に効果切れたりしないだろうから、LDLはこのまま推移して、しばらくすると少しと上がる、そしてホルモン治療の効果が切れたら下がる、、、ってとこかしらね。
注:繰り返しになるがこの時はホルモン治療の副作用でLDL上がったと思ってた。

その底とか、リバロ切れたタイミングとかを知りたいのでこまめに採血したいところだが。。。

「底がどこになるか知りたいんですが、今日採血する必要はないですか?今日一応絶食できたんですけど」

「今日はないね、この前したばかりだから」

そういうもんなのね。ある程度は予想通り。

一連のやりとりでなんとなく伝わってくるのは「まあ傾向見ながら進めるから、細かいことは気にしなくていいよ」的な感じ。実際今日から1か月ごとに3回測ったとしても、やれることはホルモン治療だけだしね。

でも知りたいんだよー、自分の体だし、どこまで下がって、どれだけあがるのか。(笑)

ちなみにがんセンターの先生は「再発は2」って言ってたのでちょっと調べてみると、全摘のときは「0.2」、放射線治療のときは「2」らしい。実際ここでもらう検歴報告書にも「全摘後の再発症例のPSAカットオフ値は0.2」って書いてある。

やっぱりここのセンセ、全摘もしくはホルモン療法だけの人しか見てこなかったのかしらね。

がんセンターからの手紙に何がどこまで書かれてるのか分からないけど、おそらく「3年目までは3か月毎」とかそんなことしか書かれていないんだろうけど、全体の流れがピンときてないんだろうね。

でも頼んだことはやってくれるし、疑問にも答えてくれるので、信頼してます。
ありがとうセンセー。

ウロフローの結果が記載されたシートもいただけた。ありがたい。

んで「ためらい時間」が「検査開始ボタン押してからおしっこ始めるまでの時間」だということが判明。
そっか、じゃあ自分で押してないから意味ないな。
ちなみに木曜日に取った結果と比べてみても、やっぱり勢いが減ってるのが分かる。あの時はそれでも10あった。徐々に勢い無くなって、どこかで盛り返して、1か月後には元に戻るのかな。8月10日まで測れないのが残念。

ちなみに次回は午前中の9時30分。時刻予約できるようになったのかな?


そして今日は医者のはしごで皮膚科へ。

2004年に背中にボーエン病という「表皮にとどまる有棘細胞癌」ってがんになったことがあって、日帰り手術で切除、その後腫瘍マーカーとかCT(MRIだったっけ?)撮って「転移してボーエン病になったわけじゃない」って確認して完治してるんだけど、顔のシミのとこにちょっとカサカサができたので、念のため皮膚科へいくことになった。

ちなみにその時の手術前の血液検査でHCV抗体が陽性で、抗原検査して「すでに治ってた」というおまけつき。(笑)

妻が言うには「ボーエン病じゃなくても、日光角化症という皮膚がんにも似てる」と。その場合は塗り薬もあるらしい。言われて顔をよく見てみると右の頬以外に左の目尻のシミにも小さいながらなんかある気がしてきた。

ちなみにそもそもは先週夜中に蚊に刺されてそこを掻いた時にできた痕かな?と思って妻に見てもらったのがきっかけ。が、そこから予想外の反応で皮膚科へ。(笑)

色々と近所の皮膚科のwebやら評判を見た結果、結局今の泌尿器科と同じ町の皮膚科へ行くことに。

予約はない。行って待つだけ。ただし来院して待ちに入るだけではなく、ネットで待ちに入って、順番来たら来院するってことも可能。なんか実際にやってみないとピンとこない。

とりあえず午前中に行こう、、、と思ったら猫が吐いて行けず。(笑)

ま、泌尿器科のあとでいいか。皮膚科は午後は3時から4時半までが受付時間らしい。泌尿器科は最近は早く行って早く帰るパターンだから、おそらく4時には行けるかな。どうかな。

んで、実は泌尿器科へ行く前にこの病院の場所だけ確認している。あとで慌てたくないからね。今日はもちろん午後もやってて、時間も調べた通り3時から4時半。駅から泌尿器科へ行くまでの途中にあるので便利。ここまでは良し。

そして泌尿器科のあれこれがあって、会計待ち。
ここで例のネット予約に挑戦。たいした記入項目もなく順番に入れた。でも順番は20番目。(笑)

何時間待つんだよおぃ!と思いつつもとりあえずこれで今日見てもらえることは確定したので一安心。病院で待つのはもう慣れてるし、スマートフォンと充電器万歳だな。

そして皮膚科へ。

行ってみると待っている人は少ない。3人くらい。
きっとみんなネットで予約して順番近くなったら来るんだな。これはコロナ禍の今、人混みに会わなくて大変ありがたい。
受付に「ネットで予約して初診なんですけど」というとまず保険証。そして初診の問診票を書く。

問診票にはもちろんボーエン病のことも前立腺がんのことも昨日まで飲んでた薬のことも書いた。長くなったけど今回の不安にちゃんと根拠があることを伝えておかないとね。

問診票を渡すと受付の方は「診察できるか聞いてくる」と。
あら、診察できないなんてことがあるのかしら。ボーエン病にピンとこなかったのかな。
でも結局受けてくれるということで、よかったよかった。

待ち時間は1時間半くらいとのこと。意外と早い。「外にいていいですよ」というので中にいてもいいか確認して、今日は中で待つことに。1時間半待ちくらい今の俺には造作も無いことよ。(笑)

そうそう、限度額適用認定証もあとからお渡しした。「すみません、今日は関係ないと思うので渡さなかったんですけど、念のため」と。万が一手術とかあってもね。でも今日は5月末だからほぼ関係ないか。

この皮膚科は患者さんの殆ど(おそらく初診以外全員)がネット待合室を使っていて、30人近い待ち行列があるにもかかわらず大変快適。リアル待合室混んでないしサクサク進むし。
必然的に若い患者さんが多くて子連れの方も利用しやすそう。子供はちょっとうっとーしいけど、そうゆう方が来れる病院であるべきなので、ここは暖かく見守る。自分だって昔は子供だったしね。(笑)

今回は泌尿器科の終わる時間が読めなかったので最初にネット予約できなかったけど、もし次回来ることあったら家で予約して「順番見て来る」でぎりぎりOKだな。
帯状疱疹ワクチンの話も聞いてここに打ちに来ようかな。結局聞き忘れたけど。(笑)

で診察。

先生を待っている間、診察室を見まわしてみると、医学書やら液体窒素やらおいてあって、その雑然としつつもきれいに片付いているところが親しみ持てる感じ。
隣からはおそらく液体窒素で焼いているのだろう「シュー」って音が聞こえてくる。

んで先生登場。
女性のセンセ。落ち着いていて物腰柔か、でもしっかりしてそうってことで早速好評価。(笑)

ボーエン病の治療をした話、前立腺がんの治療を終えたばかりという話をして、早速右の頬から診ていただく。

「脂漏性角化症ですね」、、、といってたかな?とにかく悪性のものではないらしい。

左の目尻も診ていただく。

「この辺全体ですね、これはシミですね」

ってことでまったく異常なし。よかった。

「悪性じゃないんですね?」
「ボーエン病ではないです。さっき言ってた日光角化症ももっと皮膚が赤くなります」

「カサカサはなくなるんですか?」
「もっとカサカサになるかもしれません」

なるほどこれはそうやって進んでいくものなのね。

「レーザーで焼くという治療もあるんですが小さすぎますね、変わらないかも」

たしかにそうね。それに悪性じゃないならこのままでいいし。

「このあとどうするのがいいんですか?」
「症状が変化したらいらっしゃってください」
「確かになりやすい体質かもしれないので、気になるなら一年に一度いらっしゃって診察するといいのではないでしょうか」
「誕生日の度に来るとか」
なるほど。

結局病気でもなんでもなく、心配するものでもなく、薬も治療もないということで、OKです、ありがとう先生。
全くの取り越し苦労だったにもかかわらず「なりやすいのかも」「心配なら」とフォローする感じが大変嬉しいです。

ってことでお礼いって受付でお会計して終了。

ところで病院っていきなり聞きなれない病名とか言われてあとで「なんだっけ?」ってなるよね。
うちの犬猫かかりつけの動物病院は常にやった内容、しゃべった内容をかわいい写真付き(笑)のレポートにして出してくれる。健康保険の関係でむずかしいのかもしれないけど、お金取ってもいいのでしゃべった内容を紙にして渡して欲しいと思う。明細書以上診断書未満。お願いします。

さて、ミスド寄って帰るか。(ポンデリングのプレーンがおいしいかった)


おまけ

4月8日にうんこを柔らかくしたり出やすくしたりする薬を飲み始めて以来お世話になっていた「1週間分の薬を小分けにして用意しておけるピルケース」もこれで不要に。1日1回と3回の薬が混ざるとややこしくて便利だったんだよね。
ありがとうピルケース。でももう出番がないといいな。(笑)