悪玉コレステロールだべぇ。[2022-08-03]
暑い日が続きます。まだ8月になったばかりというのに。
来週に控えたがんセンター診察にむけ久しぶりに排尿日誌をつけてます。初日うっかり猫に起こされて朝3時におしっこしてしまった。。。頻尿みたいでちょっと嫌。(笑)
んで、夏のこの時期おしっこの量が大変少ないことに気が付きます。町の泌尿器科のセンセーが「水を飲もう、水を飲もう」といってた理由がよくわかる。おしっこも心なしか濃い。もし重粒子の治療終わりが猛暑の時期だったら、頻尿がおさまったんだか汗で出てるんだかわかりにくいねと思ったり。
というか、やはり排尿日誌は面白い。60年近く生きてきて初めて「夏はおしっこが少ない」ってわかったよ。もっと水を飲もう。(笑)
ということで、先週採血した血液検査の続き、リアルタイム書き込みです。
2022年8月3日(水曜日)
暑い。
外出する陽気じゃぁない。
今年導入した日傘がほんとありがたい。
今日は結果聞くだけで採血も採尿もないからいいけど、ある日だったらなんか悪い影響がでそうなくらい暑い。ふぅ。
今日は先週採血した結果を聞きに行く日。実はちょっとどきどきしている。
んで結果から書くと、概ね想定範囲。
「なんか全部いい値」みたいなのをちょっと期待してたけどそうはいかず、悪いところはちゃんと出ますねって感じ。
ただセンセーの方は色々と想定外だった様で、ちょっと怪訝な、、、というか不安そうな表情。あれこれ説明したいところだけど患者に説明されても困っちゃうだろうから、センセーの不安はがんセンターへ持って行きます。(笑)
このブログを書いているのも、こういった<重粒子線治療あるある>を「治療を考えている人や進めている人」に知って欲しいからなので、こーゆーすれ違い情報は大事。
ということで具体的なことを書くと、1つはもちろんPSAの値。もう1つはLDLの値。
PSAは前回から0.411ng/mL増加の0.442。治療を始めて初めての増加なので結果的に前回が最低値で0.031ってことになる。
で、センセーの表情が曇っている理由は、全摘の場合0.2以上だと再発を疑うから。検査票(高感度PSA検歴報告書)にも「補助療法を施行していない前立腺全摘除術後における再発症例のPSAカットオフ値は0.2ng/mLが妥当とされています。」って書いてあるしね。
「PSA上がってるんですよね」
「8月10日にがんセンター行くんですよね」
「そこでお話してください」とモゴモゴなセンセ。
でもセンセ、違うんです、重粒子線治療の場合は。
俺ががんセンターの泌尿器科のセンセーに聞いたのは「2以上」で、ここのFAQの8個目にも詳しく書いてある。
前立腺がんに対する重粒子線治療について _ 神奈川県立がんセンター 重粒子線治療施設【i-ROCK】
https://kcch.kanagawa-pho.jp/i-rock/examination/prostate-cancer.html
「放射線治療終了後3か月程度の間隔でPSAの値を測定しますが、最も下がった時点から2.00以上上昇した場合に生化学的再発と判定します。これはPhoenix基準と呼ばれ、最も一般的に使用される放射線治療後の再発基準です。また、ホルモン療法を併用している場合はその効果で数値が下がりますので、治療の効果が分かるのはホルモン療法終了後になります。」
確認かねてもう一度聞くけどね。閾値とか他の人の例とかも。
あと、今回最低値から0.4上がったのが「ホルモン治療の効果が抜けたから」なのかどうかも。前回聞いた時はもうちょっと低い値(0.0いくつとか、0.1とか)っぽいことを言っていた気がするし。
そして2つめはLDL。
今回は188mg/dL。
コレステロール下げる「リバロ」飲み始めるきっかけになった2021年1月7日の検査が246という過去最高値だったのに比べると「今までも健康診断でひっかかってた程度」の値。ちなみに正常値は140未満。
「数字が上がってきたので薬出します」というので「いつまで飲むんですか?」と聞くと「一生」とのお答え。
このときは「あれあれホルモン治療始めてからべらぼうに数値が上がってそれでリバロ飲み時始めたのに、一生飲んでたらいつ治ったかわからないじゃん」、、、って思ったんだけど、ホルモン治療とLDLは関係なかった可能性大。家で昔の健診結果をみてみたら10年前にも221とかあったし、他に181も見つかった。全数確認したわけじゃないけど3回に2回は140越え。妻によると俺の母親もコレステロールの薬飲んでたっていうし、センセの言ってた「出やすい体質なんじゃないですか?」が正解だった模様。246という数字に驚いて勝手に副作用だと思ってたけど、その時期に驚くほど喰ってたってことか。いや喰ってしまう副作用だったのかも。(笑)
ってことで、LDLに関しては前立腺がんや治療とは関係なくいつも通り。心配ないともいえるし、そろそろ心配だとも言える。(笑)
ちなみにセンセには「ホルモン治療を始めてから上がった(と思ってた)んです」「しばらくしてまた薬やめて確認できますか?」的なことを聞き「今まで気が付かなかっただけじゃないですか?」「加齢じゃないですか?」とかの返し。「薬出さないと主治医としてなにやってたんだって言われますよ」「246は一発アウトです」「気を付けたけど下がらなかったってことで薬飲むしかないです」とも。
246は確かにびっくり値だったし副作用かもって思ったので悩まずリバロ始めたけど、治療終わって今188で一生薬ってのはやっぱり避けたい。ホルモン治療との関係も完全に払しょくできたわけじゃないし、そもそも副作用だと思って食事は気を付けてなかったし、、、って伝えたくて考えていると。。。
「薬は命令じゃないので患者さんが決めていい」「飲まなくてもいいですよ」とのこと。若干放棄気味だけど(笑)ありがたい申し出なので「とりあえず薬は無しで、食事に気をつけてみます」ということに。最近体重ばかり気にしてたけど、この1か月はコレステロールに気をつけなきゃね。
ちなみに3年前の定期健診は175、2年前は161、2021年の11月にここで検査した時は153。カソデックス飲み始めたのが2021年の11月26日、リュープロレリン注射し始めたのが2021年12月10日。で、1月7日の検査で246。このタイミングが「ホルモン治療が関係してる」って思った理由だけど、年末年始に食べ過ぎたってセンも確かにあるな。(笑)
一応ちょっと気になってもう一度ホルモン治療副作用の肝機能障害とLDLの関係を調べてみたけど、、、分からず。
がんセンターでもらったホルモン治療の説明書に「副作用に肝機能障害がある」って書いてあったので単純にそうかなって思ってたけど「LDLの方が前立腺がんの要因?」とか「がんが進行してLDL上がった?」とか色々想像しちゃう情報しか見つからず。次回がんセンター行った時に「肝機能障害って具体的にどんな症状?」って聞いてみるか。
「次回は9月ごろにしますか?」「次回がんセンターへ行くのは11月10日なので、その2週間前くらいがいいです」「もう決まってるんですね。じゃあいつがいいですか?」「はい、決まってます。途中にもう一度来てもいいですか?」「好きなだけ来ていいですよ」
センセ、なんかちょっと投げやり?
でもそんなところも嫌いじゃない。(笑)
じゃあってんで、LDLの事もあるので1か月後の9月7日に来て血液検査してもらうことになった。
結論。
勘違いにしろそうじゃないにしろ、今日は薬もらわず1か月様子みるって選択は正しかった。これでいつもの健診の時みたいにがんの治療と関係なくコントローラブルな数字だってわかれば次の手も打ちやすいし。センセにはすこし嫌な思いさせちゃったけど結果オーライ、ありがとうセンセー!
ってことで、1か月は健診前の仙人みたいな食事をしよう。
でも、うーん、、、
薬飲んで好きなもの喰うのと、薬飲まず仙人みたいな生活するのと、どっちが健康的なんだろう、、、なんてことを考えながら、今日買う予定だったカレーのレトルトはやめて海鮮丼とかお刺身を買って帰るのであった。(笑)
