前立腺線異常なし、そして転院へ…[2024-07-11], [2024-07-23], [2024-08-03], [2024-08-06], [2024-08-07], [2024-08-23], [2024-08-26]

ちょっとばたばたしてました。
というか、ちょっとではなく「人生の転機かも」位にばたばたしてました。ざっというと、胃カメラ大腸カメラやって異常なし、PSAも異常なし、紹介状いただいて転院、ふと気がついて重粒子線治療の手術給付金請求したら保険金Get、、、とこれを「引っ越し」挟んで2か月弱でやってました。やることが多すぎて毎朝毎晩「今日やる事」「積み残した事」を確認する日々。結局すべて良い状態で推移して今のところ問題なしです。

ってことで、一気に書き込みます。


2024年7月11日(木曜日)

前回「上部内視鏡」「下部内視鏡」つまり胃カメラ大腸カメラやったのが7月6日なのでそろそろ1年。先生からは「胃は過去に胃潰瘍治療したので来年やってもいいかも、大腸は3、4年後でいいかも」と言われていたが、健診で便潜血陽性出てしまったのと、引っ越し先で良い先生に出会えるか不安だったこともあり、再度両方予約。便潜血は痔のせいだと思うけど。
ってことで前回同様「事前のビデオ視聴と薬の受け取り」に病院へ。今年は腸をきれいにする薬の種類が変わったらしい。前回は結構きつかったけど今回はどうだろう?


2024年7月23日(火曜日)

カメラ当日。昨日は「胃がすぐ消化する食べ物」で調子を整え下剤飲んで就寝、今日も朝から吐き気止めやらガス抜きやらを飲んで、例の腸の洗浄剤を開始。今回は割と飲みやすい。というか、前回は食事制限に慎重になりすぎて、それで気分が悪くなった気もしている、、、なんて考えながら洗浄を続け、おなかが落ち着いた頃丁度良い時間になったので病院へ。道中も暑さ以外に問題なく無事到着、そしてサクサクと検査開始。

結果は、、、
なんと大腸ポリープ取って生検出したので2週間以降にまた来てくれとの事。これは想定外。事務の方に「県外に引っ越すので早めに知りたいんですが、、、」と伝えると、8月3日には結果が出ているかもしれないので電話してみてくれと。ってことで出直し。

ちなみに会計の時「日帰りだけど手術なので保険金でますよ」的なことを言われ、自分が保険に入っている事を思い出す。そういえば針生検で入院した時保険屋に「手術ではないので入院給付金だけ出ます」と言われたっけ。帰って調べてみると確かにポリープ取ると手術給付金が出るらしい。

「あれ?」

ここで脳裏をよぎる。「重粒子線治療も手術給付金出るんじゃない?」

調べてみると放射線治療も出るらしい。治療に複数日必要な事も考慮済みで60日で1回分。しかしすでに治療から2年経っている。今更申請できるだろうか?と、今度は申請期限を確認。よし、3年以内ならOKだ。

いくら貰えるかはわからないけれど早速WEBから申請。必要な項目を記入して診療明細の画像を送って完了、あー簡単。あーでも私と同じで気付かず請求してない人も多いんだろうな。偶然だけど気がついてよかった。(後日それぞれ25,000円ずつ振り込まれました)


2024年8月3日(土曜日)

朝電話すると結果出ているとの事。但し今回は予約は出来なくてひたすら順番待ちするらしい。「土曜日だし2時間以上待つかも」と言われたがこの先引っ越し準備で今日以上にスケジュール不明な日が続くし、思い切って行くことに。結果、病院着いて正味2時間程度で終わったので良しとしよう。

結果発表。まずは胃。
問題なし。瘢痕もきれいでまったく異常なし。毎年検査する必要も無いくらいきれい。次は2年後でOK。健康過ぎて胃酸で痛くなることがあるかもしれないがその時は胃酸を抑える薬でOK。

次に問題の大腸。結果は問題なし。ポリープは2つあって、1つはGroup1の良性で取らなくてもいいくらいのもの。先生曰く「うにょうにょ」。専門的には鋸歯状構造を示す腺管というらしい。
もう1つはGroup3の良性の腫瘍。放っておくと大きくなってがんになるらしい。ちょっとたち悪いけど取り切ったのでOK。こっちは「点々」で「軽度に腫大した核が基底側に配列する異型管状腺管が増生」って事らしい。

前回あった「重粒子線治療の影響っぽい赤い点々」は無い。潜血も、ポリープは出血しない物だったので多分痔のせいで、放っておいて止まるならOK。塗り薬や処置の相談にも乗ってくれるという事なので、もしひどくなったら相談しよう。

大腸の検査は2~3年後でOKらしい。でも去年「3、4年後でOK」と言われながら今回ポリープあったので、先生が何と言おうが2年に1回くらいは受けた方がいいのかも。(笑)

ちなみにポリープについて、口頭だけじゃなくて書面で詳しく提示して貰えたのは大変ありがたい。できれば今後もこの先生にかかりたいけど、なんせ遠くに越してしまうからなぁ。ってことでポリープはあったものの、良い状態で終了できて満足。

さて、受付で検査当日お渡しした「横浜市大腸がん検診票」の本人控えを受け取って終了、、、の筈が「あれっっ、検針票の事忘れられてる!?」 受付で改めて横浜市への送付と本人控えをお願いすると、いくつか項目記入をお願いされ、しばらく待って控えを頂いた。これですべて終了。

去年急に来て不思議がられたけど、噂通り良い先生でした、ありがとうございました。


2024年8月6日(火曜日)

今日は町の泌尿器科で採血の日。引っ越しの都合で予約日をずらしていただいた。ありがとうございます。

実は引っ越しが決まった時にがんセンターへ電話して「引っ越すので採血している病院を変えたいんだけどどうすれば良い? 今通っている病院もがんセンターの先生が『対応できる病院かどうか』を確認した上で紹介状を書いてくださった筈だけど、、、」的な相談をしている。結論は「今通っている先生に紹介状を書いていただいて新しい病院へ移ってください」との事。継続してPSAの値を送って欲しいけれど、がんセンター側の手続きは何もなく、状況の引継ぎ兼ねて紹介状(診療情報提供書というらしい)渡して継続するだけらしい。

ってことで、今日は先生に紹介状の話をしないといけないので若干緊張。引っ越しなので仕方ないことだけれど、面倒くさがられたり、「次回通院日には間に合わないのでまた取りに来て」とか言われたりしたら面倒だなぁ、、、
ま、そんな事は何一つ無かったんですが。(笑)

まずはいつもの様に採尿。そして血圧測定。血圧は142でやっぱり高くでるけど特に何も言われないのでまあそんなもん。次に採血。今日はやたら丁寧な看護師さん。病院もこれからどんどんサービス業的になっていくのかしらとか、対応が難しい患者さんが多いのかしら、とか、そんな事を考えつつ血を抜かれる。止血バンドも、前回まではタイマー渡されて自分で外して持っていってたのが、今回は取りに来てくれるらしい。なんにせよ有難いことで感謝しかない。

そして診察。いつもの様に診察室の前で待っていると、先生ご本人がマイクで「○○さん診察室にどうぞ」とのアナウンス。「直接呼ばれたのは初めてです」「特別です、VIP待遇です、他の患者さんに言わないでください」と軽いおやじギャグの応酬から入る。(笑)

「おしっこきれいですね」「白血球、糖、蛋白」「おしっこの方は変わりなく順調に来ておりますし」「5月の10日に(がんセンターに)かかられてなんて言われました?」

前回のPSAの上下についてがんセンターの見解が気になるらしい。「郵送だけなので、特に何も向こうから無いので大丈夫だと思います」と答えるものの、がんセンターからは事前に聞いているし、基本受け身なので何かあっても向こうから言ってくることは無い。先生としては(おそらく)初めての重粒子線治療患者なので色々気になるのよね。

で、次回の予定を確認して終了、、、ではなくここで先生に紹介状の件を切り出す。

「実は急に引っ越す事になっちゃいまして」「がんセンターにどうしたら良いか聞いたら、先生に医療情報提供書、紹介状ですか、これを書いていただいて次の病院に持って行ってくださいと言われたんです。なので大変お手数なんですが作っていただけますか?」「いつまで?」「引っ越しは今週しちゃうんですけど、次回は来ますので、その時に頂ければ一番良いですし、間に合わなければ郵送…」「あー、いいよいいよ、わかりました」「宛名は?」「まだ決めてないです」「もし分かった時点でご連絡いただけると。やっぱ宛名無いと貰った方もあまりいい気持ちしないから、わかればその日までに教えて」「行こうと思っている病院はあるんですが、そこの泌尿器科が受けてくれるのかなぁって」「それも含めて今動かなきゃだめよ、だから」「いきなり言ってもだめだから受けてくれるか聞かなきゃいけないね。打診して。がんのフォローアップ、まあそんなに難しくないからがんのフォローアップなんて。色々当たって貰って。まだまだ時間あるから御自身で動いてもらって、決まったらお電話で『どこどこ病院』って言って貰えれば、宛名書きますから」「相手に失礼にならないから」「やっぱり貰う方としては『あ、こいつどこでもいいと思って来てるんだ』と思われると嫌だから、やっぱり貰う側の立場なんでやっぱり宛名書いてもらった方が気持ちいいよね、その方がいいと思う」

紹介状については快諾。でも宛名が大事らしい。宛名無しで書いてもらって引っ越してから探そうと思ってたけど、そうか、貰う側の気持ちが大事なのかと納得。今後の事もあるしここは全面的に同意。「わかった時点で受付にお電話させていただきます」とお伝えし、帰ったら早速電話してみようと思ったのだった。

「3年間になりましたけど、お世話になりました」「こちらこそ、お元気そうでなによりです」「もう一回来ますけど」とご挨拶して本日は終了。

さて、家に帰って早速行こうと思っている病院へ電話。ただし泌尿器科の先生は常駐ではなく、担当の看護師さんも今日はすでに退勤しているとのこと、また明日電話することにした。


2024年8月7日(水曜日)

今日は引っ越し先で不動産屋と物件確認の日。あれこれ終了した後早速病院へ電話。直接行ってもいいんだろうけど、まだ地理が良く分からないし急いで帰って明日の準備しないといけないので、伝わりにくいかもしれないけど電話で。

そもそも重粒子線治療した人が少ないだろうし、そのフォローがどんな作業かなんて知る由もないだろうから、経緯と「PSAの値だけ病院で調べて頂いてそれを自分で郵送する」「今は3か月に一度で、徐々に頻度が減り、10年間続ける」「23日に紹介状頂ける」ことを伝える。ちゃんと伝わったみたいで、紹介状もらったら病院行って次回11月の予約を取りましょうって事になった。一安心。

忘れないうちに紹介状をお願いしている病院に電話して宛名に書いて頂く病院名を伝えて、本日の作業終了。


2024年8月23日(金曜日)

今日は採血結果を聞く日。引っ越し後も月に2回は戻ってくる用事があるので、それに合わせて今回も予約の日をずらして頂いた。た。ありがとうございます。

ちょっとばたばたしていて慌てて行ってすぐ血圧計ったら高かった。そりゃそうか。診察後にもう一度計ったら140くらいだったのでまあそんなもん。

で、血液検査の結果。「前立腺がん腫瘍マーカーPSA、0.455でまた下がってます。しっかり重粒子線の効果、徐々に徐々に効いております。」

2022/7/27 0.442
2022/9/7 0.392
2022/11/1 0.427
2023/2/13 0.568
2023/4/28 0.502
2023/7/26 0.451
2023/11/1 0.503
2024/2/14 0.857
2024/5/1 0.590
2024/8/6 0.455 ←今回

おお、随分下がった。今回引っ越し準備で結構体力使ってたからまた上がるかな?と思ったけどそんなことはなかった模様。「徐々に効く」ってのはどうかと思うけど、「今後は上下しながらちょっとずつ上がる(でも正常)のかなぁ」と思っていただけに、下がる傾向が出たのはやっぱり嬉しい。

続いてLDL。「一過性に前回悪玉コレステロールボーンとあがりました、172。私が徹底して食事管理についてご説明いたしました、その辺しっかり実行されてますね、もしかして。真面目で素直な方ですから。だからデータ良くなってます、105になりました。命拾いしました。血管詰まってね脳梗塞起こしてるかもしれなかったです、よかったです。」

2022/7/27 188
2022/9/7 102
2022/11/1 126
2023/2/13 136
2023/4/28 125
2023/7/26 119
2023/11/1 145
2024/2/14 134
2024/5/1 172
2024/8/6 105 ←今回

今回随分下がった。やったことは1週間の食事制限(豆腐、キムチ、心太、納豆を中心に、甘い物と油っこいものを控え、お酒を飲まない)がきっちり効いたっぽい。個人的にはお酒と甘い物が効くのではないかと思う。決して先生の言うような真面目で素直ではない。コレステロール自由自在。(笑)

あとは引っ越し先のよもやま話。学会でいったとか「あれが美味しかった」とかゴルフが好きだとか、冬寒いけど今は二季制になって春夏秋冬が無くなって温暖化しているからいいかもしれないとか。ただ「物価が安い」は先生の勘違い。安い物もあるけど基本的に高い。

「いい余生を送っていただいて」とのお言葉と一緒に宛名付きの紹介状もいただく。「先生に言われてすぐに電話して」と伝えると「宛先のない紹介状は自費診療みたいなところもある」と、宛名の大切さについてまたひとしきり。

「じゃまた次回」「次回ないです」「幸せな余生を過ごしていただければ」(笑)

数値も手筈もよい形で転院できそう。健診での再検から数えて3年間、お世話になりました。


2024年8月26日(月曜日)

紹介状も頂いたし新しい病院に行ってみるか、の日。

受付で先日電話した内容をお伝えし、看護師さんところ行ったり受付戻ったり行ったりしているうちに、診察券と次回予約をゲット。

ネットの評判はともかく、大きくきれいな建物で対応も丁寧だったし一安心。血液検査はPSAだけ調べるらしく食事制限もない。「結果でるまで1時間待ちますが、、、」的なお話なので逆に「当日でるのはありがたいです」と返す。ただこの地域は泌尿器科が少ないらしく、混む(待たされる)らしい。まあその辺は余裕で大丈夫。

さて、次のLDLチャレンジは健康診断前だな。あ、そうだ、健康診断がここで出来るか今度きいてみよう。