PSAで一喜一憂。[2024-02-14], [2024-02-21]
クリスマスに妻が罹患し我が家にもとうとうコロナがやってきました。私は発熱もせず無症状でしたがインフルエンザ含め病院関係はまだまだ大変そう。知り合い(今月重粒子線治療を開始)にも「くれぐれもコロナとインフルには罹らない様にね」と念押しする次第。治療中断すると文字通り一生を棒に振るからねー。
今回は治療後1年9か月目の血液検査。いつもの様に採血とその結果の2日分を一緒に書き込みます。
2024年2月14日(水曜日)
治療開始後1年9か月目の血液検査。年が明けても検査は続くよどこまでも。。。何も無ければあと8年だけど。
今回もPSAはあまり気にしていなくて、気になるのはLDLの値。といっても健康上の心配ではなく「どんな食事だとどんな値になるのか」。過去の経験から「LDL対策の偏った食事をすれば下がる」のはわかっているので、あとは程度の見極めである。
ちなみに前回はほとんど何もせずに臨んだ結果ボーダーラインを若干上回る値に。今回はちょっと下回る所を目指し、1週間前からオートミール、豆乳、野菜、豆腐、キムチ、納豆をメインにあと一品食べる感じの食事制限を行い、2日前から酒と甘いものも控えている。結果はいかに!?
早速町の泌尿器科へ行くも、今日は大変混んでいる。一人置きに座っているとはいえ、予約の5分前に到着して待合室はほぼ満席。実際一時間待ってもセルフで行う採尿と血圧測定しかできず、採血も診察の声もかからない。
ここでトイレの心配が鎌首をもたげてくる。実は家を出る前はいつもたっぷり水を飲む。これは採尿のためと、あと先生に「水分がちゃんと取れてますね」と言ってもらうためなのだが、そのせいもあって採尿の後の待ち時間が長いとすぐおしっこがたまってトイレ行きたくなる。最近は長く待つこともなかったので大丈夫だったが、今日は先が見えないのでちょっとつらい。
トイレ借りるにしても採尿待ちのお年寄りが結構たくさんいるので、とりあえず採血まで我慢してそこで借りようかと思案したり。
さらに20分経過、やっと診察の待機席(1人前)に呼ばれる。診察前にトイレ借りようかと思ってたらちょうど人が入ったばかり。一応「診察の前にトイレ借りていいですか?」と看護師さんに確認すると「今使っているみたいですが我慢できますか?」と言われ、『まぁいっか』ということで診察後に借りることとした。
さて診察。先生今日は相当忙しいのか、いつにもまして”その場でカルテ確認しながら話す状態”で、採血結果の報告(まだ採血もしていないのに)する勢いだったので「今日はおしっこです」と口を挟み採尿結果を聞く。
比重適正、水分十分取れてる、おしっこもきれいとのこと。「前回PSAが上がったから」というので「僅かですが」などと話しつつ「今回採血して確認しましょう」と常套句的なお言葉をいただき、次回予約も取れていることを確認し、お礼して終了。
さて採血。先にトイレ借りるつもりがすぐに採血の準備を始めちゃったので「終わったらトイレ借りていいですか?」と確認。ここでも「我慢できますか?」といわれるところをみると、しくじる人もそれなりにいるのだろう。それはそれで看護師さんも困るだろうなぁ。
採血中看護師さんに「今日は混んでますね」などと話しかけてみる。普段こーゆー世間話はしないのだが、予約制になってからこれだけ待つのは初めてなのでちょっと気になった。でも「そうですね、理由はわからないですけど」とのこと。そう答える決まりなのか本当に知らないのか、まあ次回はこれくらい待つ前提で予定を立てておこう。
会計時、「次回は3月になりますが今から予定がわかりますか?」的なことを言われたので予約票をお見せして来週予約済みであることを伝える。「えっっ」て感じになったがもう一人の受付さんから「予約票あるなら大丈夫。予約確認してみて」的なアドバイス、結局取れていることが確認できて「失礼しました」となり会計終了。
「先生にお願いして採血と結果報告の2回ずつ予約取っていただいています」と伝えてもピンときていない様子。がんセンターへ送るには”決められた期間に採血して郵送”しなきゃいけないのでこうなるはずなんだけど、もしかするとこの病院でそんなことをやっているのは俺だけなのかもしれない。
ってことで本日の通院終了。結果は来週、乞うご期待。
2024年2月21日(水曜日)
さてさて結果確認。いつもの様に事前に次回の候補日と前回までのPSA値確認済み。
で、今日はそこまで混んではいない。予約時刻からほどなく呼ばれ結果を聞く。
PSAは残念ながら増加で今回は0.857ng/mL。思わず「随分上がりましたね」と私。「今までは0.4とか0.5だったけど今回は今までにないくらい上がったね」「それ以外は貧血、肝機能、腎臓、血糖値、コレステロールなど正常」「ではこれをがんセンターに郵送して」「次回は?」
連休も医療機関は休まないということなので、5月1日に採血、5月8日に結果聞くこととした。あと一年経ったので次回は超音波スキャンするとのこと。
ってことでPSAの推移はこちら。
2022/7/27 0.442
2022/9/7 0.392
2022/11/1 0.427
2023/2/13 0.568
2023/4/28 0.502
2023/7/26 0.451
2023/11/1 0.503
2024/2/14 0.857 ←今回
「PSAは気にしていない」とはいったものの、急に上がればそこそこ気分は下がる。がんセンターの先生には「1.0辺りまで上がったり、2.0辺りで多少上下しても大丈夫」と言われてはいるが、やはり残念だし「もしもの時のこと」に思いが巡る。一応公式な基準は「最も下がった時点から2.00以上上昇した場合に生化学的再発と判定」だ。
まぁ焦っても仕方ないし、このまま上がったとしてもやることは無いのだから気にしてもしかたない。なる様になると割り切ろう。
でもやっぱり気になるので(笑)改めてPSAの上がる仕組みを調べてみた。(後述)射精したり自転車乗ったりしてもあがるのね。
重粒子線治療は前立腺を完全に取っちゃうわけじゃないので、前立腺がある時と同じPSAの動きが出るのがなんともいえない。
次回は多少前立腺の負荷を減らすことを意識してみるかしらね。バイク乗るの控えたりエッチな事柄から遠ざかってみたり、あと毎朝の腹筋やスクワットも関係あるか? もっともエッチことを想像するくらいで値が上下したらそれはそれで困りもんだが。(笑)
でもこうやって文字にするのはいいね。自己分析が進んで不安な部分と不安ではない部分がはっきりするし、客観視できる。
なおLDLは計画通り閾値を少し下回る134mg/dL。推移はこちら。
2022/7/27 188
2022/9/7 102
2022/11/1 126
2023/2/13 136
2023/4/28 125
2023/7/26 119
2023/11/1 145
2024/2/14 134 ←今回
ってことでLDLはもう十分楽しんだので実験終了。(笑)
ちなみに明日は健康診断でまた採血するので、その結果も比較したいと思う。(1週間でLDLに変化あるかとかPSAは同じ値を示すかとか)
では参考情報その1。
群馬大学医学部附属病院の「前立腺がん重粒子線治療後 経過・安心ブックレット(2022 年1 月改訂)」に『重粒子線治療後1〜2年くらいまでの間に一時的に PSA値が上昇することがありますが、とくに問題はありません。』とある。上昇の程度がわからないけど私の状況にピンポイントで答えているので安心材料の1つ。
https://oncoc.showa.gunma-u.ac.jp/kyoten/wp-content/uploads/sites/5/2022/06/pathbook_he220125.pdf
参考情報その2。
ちょっと引用箇所が多いけど、今まで見た中で一番わかりやすいので気になる方は参考に。
PSAとは/前立腺特異抗原 _ 泌尿器科 _ 医療法人社団實理会 東京国際大堀病院
https://ohori-hosp.jp/division/urology/about-psa/
PSAとは?
「ピー・エス・エー (PSA)」は前立腺特異抗原(prostate specific antigen)の英語の頭文字からとった略語です。PSAは男性だけにある前立腺という生殖器官で産生されるタンパク質で、精液の中に混じって、ゲル状の精液をさらさらにすることで精子の運動性を高める役割があると言われています。
PSAはなぜ血液中に検出されるのか?
前立腺は、「腺」という名がつく通り、多数の腺管と呼ばれる管状構造をもっています。正常ではPSAはこの腺管内に閉じ込められており、血液中には非常に微量のPSAしか出てきません。50歳以下の健常男性では血液中のPSA値の中央値は0.6 ng/ml (ナノグラム/ミリリットル)ですが、精液中には血液中PSAの1,000,000(百万)倍のPSAが存在すると言われており、血液中に入り込んでくるPSAは極めて微量であることがわかります。
「前立腺がん」があるとなぜ血液中のPSAが上昇するのでしょうか?古くから言われている原因として、がんの発生によって、正常の前立腺腺管構造が破壊され、腺管内に包埋されていたPSAが腺管外に流れ込み、PSAが血管から吸収されることで血液中のPSAが上昇すると言われています。以前からこの仮説が信じられていますが、実際にPSAが血液中に入り込むメカニズムを明確に示した研究データは存在しません。あくまでもそのように説明した方が理解しやすいため広まった考え方だと思います。
がん以外にPSAが上昇する原因は?
血液中のPSAは前立腺がん以外でも、加齢や前立腺肥大症、急性前立腺炎などの尿路感染症において上昇することがあります。排尿障害(尿閉)、射精、長時間の座位やサイクリング、尿道の操作(導尿、膀胱鏡検査など)、直腸診などでも一過性に上昇することがあり、注意する必要があります。
一方で、前立腺肥大症に対する薬物治療薬である5α還元酵素阻害剤(デュタステリド:アボルブ®)や男性型脱毛症に対する5α還元酵素阻害剤(フィナステリド:プロペシア®)などを内服しているとPSA値が低下しますので、これらの薬を内服している場合にはPSA値を2倍した値を本来の値と考え、判断する必要があります。
ということで今回はここまで。健康診断結果が来たらまた報告します。
